[北京 26日 ロイター] – 中国は月などの宇宙探査ミッションと地球上の拠点との通信を中継する衛星の建設を2030年までに開始する。国営メディアが26日報じた。

新華社通信によると、中国の宇宙探査プロジェクトを率いる呉艶華氏は、衛星コンステレーションのパイロット版が現在進行中の月探査プログラムと「国際月探査ステーション(ILRS)」の建設を支援すると述べた。

コンステレーションの建設を開始するために、月の裏側と地球を結ぶ通信中継衛星が24年に打ち上げられ、この10年の無人月探査を支援する。

同年に月の裏側にある盆地からサンプルを採取するために探査機「嫦娥6号」を打ち上げる。続いて「嫦娥7号」が26年ごろに、長期的な人類の居住を視野に月の南極で資源を探索する。

28年ごろに「嫦娥8号」を打ち上げILRSの基本モデルを構築する。これまで参加を表明しているのはロシアとベネズエラ。

中国は30年までに宇宙飛行士を月面に着陸させることを目指している。

次の段階では40年ごろに基本的なコンステレーションを構築し、有人月探査や火星、金星などの惑星への深宇宙探査のための通信、誘導、観測などをサポートする。