【ワシントン時事】米下院は14日、2024会計年度(23年10月~24年9月)の国防予算の大枠を決める国防権限法案を賛成多数で可決した。上院も13日に可決しており、法案はバイデン大統領の署名を経て成立する。

米国防予算、127兆円 権限法案、上院で可決

 予算総額は約8863億ドル(約126兆円)に上る。法案には、日本との安全保障協力の強化に向け、在日米軍の指揮系統や態勢の見直しを検討し、来年6月までに議会に報告書を提出するよう国防総省に求める規定が盛り込まれている。