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  • 「XRP、SOL、ADA含む暗号資産の戦略準備進めるよう指示」
  • ビットコインやイーサなどが暗号資産が準備の中核-トランプ氏

トランプ米大統領は2日、暗号資産(仮想通貨)の戦略備蓄を進める計画を明らかにし、ビットコイン以外も準備に含める考えを示した。これを受けて、仮想通貨が大きく値上がりしている。

  暗号資産に関する大統領令について「大統領作業部会に対して、XRP、SOL、ADAを含む暗号資産戦略準備を進めるよう指示した」と、ソーシャルメディアプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。

  その約1時間後の2つ目の投稿では「当然ながら、ビットコインやイーサなど価値ある暗号資産が準備の中核となるだろう。私はビットコインとイーサリアムも大好きだ」と続けた。

  1月に署名された大統領令は、特定の暗号資産に触れることなく、「国家デジタル資産備蓄」の可能性についてのみ言及。その創設と維持について作業部会に検証するよう命じていた。ビットコインへの明確な言及がなかったことで、業界寄りの政策を期待していた向きからは一部で失望の声も上がっていた経緯がある。

  この日の大統領の発言を受けて、最高値からおよそ25%下落していたビットコインは6%余り上昇。9万ドル台を回復した。暗号資産で2番目に規模が大きいイーサも10%近く上げ2400ドル前後となった。

  トランプ氏が具体的に言及したことで、リップル(XRP)も30%近く上昇の約2.80ドル。ソラナは約20%上昇して170ドル前後となった。時価総額がはるかに小さいカルダノは、60%余り上昇し約1.10ドルをつけた後、上げ幅を削った。  

  ホワイトハウスは現時点でコメントの要請に応じていない。

  トランプ氏は2月、リップルのブラッド・ガーリングハウス最高経営責任者(CEO)に関する仮想通貨メディア、コインデスクの記事についてトゥルース・ソーシャルで言及。リップル支持派は歓迎する一方、他の暗号資産の幹部らは不満を示していた。

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原題:Trump Sparks Crypto Rally by Saying More Coins to Be in Reserve(抜粋)