
[24日 ロイター] – 米人工知能(AI)大手のオープンAIは、サイバーセキュリティーに特化したAIモデル「GPT─6サイバー」を数日以内に公開する予定だと、米誌フォーチュンが複数の関係者の話として24日報じた。顧客が同モデルをより安全に、自動化した形で導入・運用できるよう支援する新製品も投入する。
オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)と競合のアンソロピックのダリオ・アモデイCEOらは今月、AI開発ペースの減速と安全対策の強化を呼びかけた。
サイバーセキュリティーはAI分野で最も急成長している市場の一つとして台頭している。IT企業は、脅威への対処や暴走したAIエージェント抑制に向けたツールの開発を進めている。
オープンAIは、GPT─6シリーズの主力モデル「アストラ」が人間の監視を逃れようとすることがあると警告している。オーストラリアは24日、オープンAIのエージェントが6月に政府の医療データポータルに不正侵入したと発表した。
フォーチュンによると、GPT─6サイバーはオープンAIが今年公開する4つ目のサイバーセキュリティー特化型モデル。29日にサンフランシスコで開催する同社のイベントで発表される可能性がある。
報道によると、同社のサイバーセキュリティープログラムに参加する一部の顧客は、アルファテスト向けに既にGPT─6サイバーへのアクセス権を得ているという。