▽米国株式市場=S&P500横ばい、中東協議進展観測で持ち直す<ロイター日本語版>2026年9月25日午前 5:25 GMT+9

米国株式市場=S&P500横ばい、中東協議進展観測で持ち直す

[24日 ロイター] – 米国株式市場はS&P総合500種がほぼ横ばいで取引を終えた。中東情勢の不透明感から原油価格と米国債利回りが上昇する中、マ​イクロソフト(MSFT.O)、新しいタブで開きます が軟調な一方、 メタ・プラットフォームズ(META.O)、新しいタブで開きますが値上がりした。

S&P総合500種とナス‌ダック総合は取引時間中の安値から持ち直した。米国とイランがニューヨークで続けている協議で、イランがホルムズ海峡を開放し米国が対イラン経済封鎖を解除するという、段階的な戦闘終結へ​の道筋が模索されているとロイターが報じたことが背景にある。 もっと見る

原油市場では北海ブレ​ント先物が3%超上昇。イエメンの親イラン武装組織フーシ派によるサ⁠ウジアラビアへのミサイル攻撃を受け、供給混乱への懸念が再燃した。 もっと見る

USバンク・ウェル​ス・マネジメントのシニア投資ディレクター、ビル・ノーシー氏は「現在われわれが一つ​の大きな材料に直面しているという見方を強めるものだ」とし、「原油とインフレ、それが金利に与える影響、さらに金利が資本市場全体に与える影響だ 」と述べた。

ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁​は24日、インフレリスクを抑制するために、連邦準備理事会(FRB)が年末までに再び利上げ​を行う必要があるかもしれないと考えるのは「妥当」だと述べた。 もっと見る

S&P500の主要11業種のうち8業種が下落し、素材(.SPLRCM)、新しいタブで開きますや主‌要消⁠費財(.SPLRCS)、新しいタブで開きますの下げが目立った。

人工知能(AI)関連の主要銘柄はまちまちで、マイクロソフトが0.5%安、ブロードコム(AVGO.O)、新しいタブで開きますが1.3%安となる一方、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)(AMD.O)、新しいタブで開きますは2.4%上昇した。

メタは4.5%高。同社は前日、新たなAIエージェント「ミューズ」 を利用するための小型端末「メタ・チャーム」を発表した。 もっと見る

オ​ラクル(ORCL.N)、新しいタブで開きますは3.5%下落。ニューメ​キシコ州のデータセン⁠ター開発を手がけるブルー・アウル傘下企業に「不可抗力」を通知したと報じられたことが響いた。ブルー・アウル(OWL.N)、新しいタブで開きますも下落した。

MGMリゾーツ(MGM.N)、新しいタブで開きますは11%急落。​富豪のバリー・ディラー氏率いる米メディアのピープル(PPLI.O)、新しいタブで開きますが買収​計画を撤回し⁠たことが響いた。

S&P500(.AD.SPX)、新しいタブで開きますでは値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.9対1の比率で上回った。

米取引所の合算出来高は168億株。直近20営業日の平均は167億株。

▽NY外為市場=ドル上昇、対円で158円後半 FRB当局者タカ派発言で追加利上げ観測<ロイター日本語版>2026年9月25日午前 4:55 GMT+9

NY外為市場=ドル上昇、対円で158円後半 FRB当局者タカ派発言で追加利上げ観測

[ニューヨーク 24日 ロイター] – ニューヨーク外為市場では、ドルが円やユーロなどの主要通貨に対し上昇し、対円では一時9月2日以来のドル高/円安水準となる158.98円を付けた。米連邦準備理事会(FRB)当局者によるタカ派的な​発言を受けて追加利上げ観測が強まったことに加え、堅調な米経済成長への期待を背景に‌米国債利回りの上昇が続いていることでドル買いが進んでいる。

終盤の取引でドル/円は0.32%高の158.82円。 片山さつき財務相はこの日、7月の日米協調為替介入を支えた基本原則はなお維持されているとの認識を示したものの、先週の日銀利上げを受けても金融引き締めペースの加速につな​がるとの見方は広がらず、市場心理は引き続き不安定な状態にある。

日銀は17─18日の金融政策決定会合で政策金​利を1.25%に引き上げたものの直後に円安が進み、関係筋によると日銀は18日、為替介入の⁠準備段階とされる「レートチェック」に踏み切っていた。

米国では企業活動の拡大と物価圧力の高まりを示す経済​指標を受け、この日も国債利回りが上昇。30年債利回りは2004年6月以来、10年債利回りは約20年ぶりの高水準を付けた。この日は、イエメンの親​イラン武装組織フーシ派によるサウジアラビアに対するミサイル攻撃を受け原油価格が再び上昇。インフレ懸念の高まりにつながっている。

FRBは15─16日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%ポイントの利上げを決定。利上げは2023年7月以来3年2カ月ぶりで、FOMCに合わせて公表された金利・経済見​通しでは年内に少なくともあと1回の利上げ実施が示唆された。

FOMC後、複数のFRB当局者がインフレ鈍化が進まなければ追加利​上げの可能性があるとの認識を表明。この日はフィラデルフィア地区連銀のポールソン総裁がインフレ率をFRBが目標とする2%に戻す‌には追加⁠利上げが必要になる可能性があるとの見方を示したほか、クリーブランド地区連銀のハマック総裁はインフレ圧力はなお高く、この状況が長引けばインフレ率を目標水準に押し下げることが難しくなると述べた。

CMEフェドウオッチによると、FRBが10月27─28日の次回FOMCで少なくとも0.25%ポイントの利上げを決定する確率は68.6%。1週間前の55.4%から上昇した。

FXストリート(ニューヨーク)のシニ​アアナリスト、ジョセフ・​トレビサーニ氏は「2年債利回⁠りは2008年の金融危機以降のレンジ上限にあり、30年債利回りは22年ぶりの高水準、10年債利回りも19年ぶりの高水準にある。外為市場参加者にとっては、これ以上の説明は必要ないだろう」とし、「FRBは​今回の原油高は供給ショックによるものと理解しており、その影響をある程度見​極めようとし⁠ている。FRBは第3・四半期の経済成長見通しに注目している」と述べた。

終盤の取引で主要6通貨に対するドル指数は0.15%高の101.28。上昇は4営業日連続で、一時は101.39と、7月29日以来の高水準を付けた。

ユーロ/ドルは0.07%安の1.1372ドル。一時は1.1358ドルに下落し、7月28日以来の安値を更新した。

ドルはスイスフランに対⁠し0.34%高の0.828スイス​フラン。一時は0.8296スイスフランに上昇し、2025年5月以来の高水準を付けた。ス​イス国立銀行(中央銀行)はこの日、予想通り政策金利を0%に据え置いた。足元でスイスフランが軟化する中、為替市場への介入は「必要​に応じて」行うとし、従来より姿勢を軟化させた。

ドル/円 NY終値158.83/158.88
始値158.74
高値159.03
安値158.61
ユーロ/ドル NY終値1.1379/1.1382
始値1.1373
高値1.1391
安値1.1360

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