
[カイロ 28日 ロイター] – イスラエルのネタニヤフ首相が27日にアラブ首長国連邦(UAE)を訪問し、ムハンマド大統領と会談した。UAEの国営通信WAMが28日、報じた。
WAMは、両首脳がUAEとイスラエルの二国間関係について協議したと伝えた。WAMの報道は、ネタニヤフ氏の訪問をUAEが初めて公式に確認するものとなる。
イスラエル首相府は28日、ネタニヤフ氏はムハンマド大統領の招待で訪問したと発表。訪問は「両国間の関係強化と地域の課題に焦点を当てたものだった」と説明した。
イスラエル政府高官3人によると、27日の会談は6時間に及び、イランに関する議論が中心だった。
イスラエル首相府は5月、ネタニヤフ氏がUAEを「秘密裏に訪問」し、ムハンマド大統領と会談したと発表したが、UAE側は両者の会談を否定していた。会談に詳しい関係者は当時、ネタニヤフ氏とムハンマド大統領が3月26日、オマーンとの国境沿いにあるアブダビのオアシス都市アルアインで会談したと明らかにしていた。
UAEは今回の中東紛争で攻撃にさらされて以来、米国やイスラエルとの関係を強化してきた。イスラエルとは2020年のアブラハム合意により国交を正常化している。UAEにとって、イスラエルとの関係は域内での影響力を発揮する手段となるとともに、米政府への独自のパイプにもなっている。