
【ワシントン=杉本康士】米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は4日までに、中国の習近平国家主席が9月23~25日に訪米した際、中国側が習氏の休憩時間を十分確保するよう要求し、5時間の空白が生じたと報じた。米側が検討していた24日の昼食会も事前の打ち合わせで中国側が拒否したという。
WSJによると、中国側はホワイトハウス内に習氏の休憩室を設けるよう要求。休憩室への立ち入りは習氏と彭麗媛夫人のみに認められ、習氏の訪米に同行した蔡奇・党政治局常務委員も入室できなかったという。
また、習氏は25日にトランプ氏とともに米国立公文書館を訪れているが、滞在時間は10分間だった。米側は当初、これよりも長い滞在時間を想定していたという。
習氏は12日にインドのニューデリーで開かれた主要新興国が加盟するBRICSの首脳会議に出席した際、同日夜の夕食会を直前になって欠席した。習氏の体調をめぐり、トランプ氏はSNSや米誌とのインタビューで「彼は力強く、活気に満ち、健康そうだった」と述べている。