▽米国株式市場=ナスダック続落、半導体株安続く 銀行決算まちまち<ロイター日本語版>2026年10月14日午前 5:13 GMT+9

[13日 ロイター] – 米国株式市場はナスダック総合が続落して取引を終えた。半導体株の下落が続く中、投資家はシティグループなど米大手銀行のまちまちな四半期決算を見極めた。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)(.SOX)、新しいタブで開きますは0.23%下落し、5営業日続落した。ブロードコム(AVGO.O)、新しいタブで開きますのホック・タン最高経営責任者(CEO)は12日、半導体業界への投資資金流入の一部を「カジノでの賭博」になぞらえた。また、中国のメモリー半導体メーカーCXMTの技術進歩に関する報道も、競争激化への懸念を浮き彫りにした。
マイクロン・テクノロジー(MU.O)、新しいタブで開きますは3.6%安、アプライド・マテリアルズ(AMAT.O)、新しいタブで開きますは7%近く下落した。ブロードコムは0.7%上昇した。
シティグループ(C.N)、新しいタブで開きますは5.6%安、ゴールドマン・サックス(GS.N)、新しいタブで開きますは0.2%安。両行とも利益が市場予想を上回ったものの、株価は下落した。
ウェルズ・ファーゴ(WFC.N)、新しいタブで開きますは純金利収入が市場予想に届かず、3.1%下落。JPモルガン・チェース(JPM.N)、新しいタブで開きますは利益が珍しく市場予想を下回り、0.9%安で引けた。
アップル(AAPL.O)、新しいタブで開きますは取引時間中に348.15ドルと過去最高値を付けた後、0.1%高の341.27ドルで終了。時価総額は4兆9800億ドルとなった。
LSEGのデータによると、アナリストはS&P総合500種構成企業の第3・四半期利益について、主に人工知能(AI)関連のテクノロジー企業にけん引され、前年同期比30%超増加すると予想している。
好調な企業決算への期待が、米国とイランの戦争や債券利回りの急上昇、原油高に伴うインフレへの懸念を相殺している。
ロングボウ・アセット・マネジメントのジェイク・ダラーハイドCEOは「市場が債券市場や原油価格の高止まり、高金利よりも企業業績に目を向け始めるかもしれないと、多くの投資家が安堵している」と述べた。
SOX指数は過去5営業日で8%超下落したが、年初来ではなお70%超上昇している。
S&P総合500種のヘルスケア指数(.SPXHC)、新しいタブで開きますはこの日、1.3%下落した。ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)(JNJ.N)、新しいタブで開きますは利益が市場予想を上回ったものの、5.7%下落した。
出会い系アプリ運営のバンブル(BMBL.O)、新しいタブで開きますは57%近く急伸。13億ドルの取引で株式を非公開化することで合意した。
ドミノ・ピザ(DPZ.O)、新しいタブで開きますは通期の売上高見通しを引き下げ、4.8%下落した。
S&P総合500種の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率(.AD.SPX)、新しいタブで開きますは1.1対1だった。
米取引所の合算出来高は148億株。直近20営業日の平均は176億株。
▽NY外為市場=ドル下落、FRB利上げ観測後退 CPIに注目<ロイター日本語版>2026年10月14日午前 4:55 GMT+9

[ニューヨーク 13日 ロイター] – ニューヨーク外為市場では、ドルが円やユーロなどの主要通貨に対し下落した。原油価格の下落や米連邦準備理事会(FRB)利上げ観測の後退に加え、米国資産の需要を支えてきた人工知能(AI)に関連した相場上昇を見直す動きが出ていることがドルの重荷になった。
FRBの今後の利上げの道筋を巡る新たな手掛かりを見極めようとする動きが出る中、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が、年内にあと1回の利上げを実施することが適切になるとの見方を変えていないものの、2027年に一段の利上げは必要ないとの考えを示したことを受け、ドル相場は一段安となった。
終盤の取引で円は対ドルで0.18%高の158.33円。日銀が発表した9月の企業物価指数(CGPI)速報によると、国内企業物価指数は前年比6.8%上昇し、国内企業物価指数は前年比6.8%上昇し、ロイターがまとめた民間調査機関の予測中央値の7.6%を下回った。ただ、日銀による一段の金融引き締め観測に加え、急激な為替変動に対する政府・日銀の為替介入への警戒感も引き続き円相場の支援材料になっている。
ユーロは対円で0.19%高の177.295円。前日には25年11月以来の安値となる176.25円を付けていた。
主要6通貨に対するドル指数は0.37%安の102.18。前日は102.61まで上昇し、2025年4月以来の高水準を付けていた。コーペイ(トロント)のチーフ市場ストラテジスト、カール・シャモッタ氏は「人工知能(AI)関連株のバリュエーションの強さや持続性に対する懐疑的な見方が強まり、米金融市場への資本流入が鈍るとの見方からドルは下落している」と述べた。
市場ではFRBの今後の金融政策を見極めようと、14日に発表される9月の米消費者物価指数(CPI)が注目されている。FRB当局者2人が追加利上げの必要性を判断する前に一段の証拠を見極める必要があるとの考えを示したほか、ウォラーFRB理事がインフレ期待は「十分に抑制されている」と述べたことを受け、今月の利上げ観測は一段と後退した。
CMEフェドウオッチによると、27─28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きが決定される確率は約80%。1カ月前は51%だった。
終盤の取引でユーロは対ドルで0.40%高の1.1198ドル。前日は1.11525ドルまで下落し、25年5月以来の安値を付けていた。
| ドル/円 NY終値 | 158.29/158.34 |
| 始値 | 158.10 |
| 高値 | 158.46 |
| 安値 | 158.02 |
| ユーロ/ドル NY終値 | 1.1198/1.1200 |
| 始値 | 1.1185 |
| 高値 | 1.1204 |
| 安値 | 1.1186 |
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