
[リヤド/ブリュッセル 15日 ロイター] – 欧州連合(EU)と湾岸諸国は15日、サウジアラビアで来週開催する予定だった合同首脳会議を延期した。親イラン武装組織フーシ派による攻撃が続き、サウジを発着する航空便への懸念が高まっていることが背景。
会議はサウジの首都リヤドで10月24日に予定されていた。
湾岸協力会議(GCC)は、会議の延期を発表するにあたり、サウジに対するフーシ派の脅威が続いていることと、キング・ハリド国際空港の運用停止が延長されたことを理由に挙げた。
EUは延期の理由を明示せず、新たな日程は「追って」発表するとだけ説明した。
フーシ派との戦闘が激化する中でも国際的なイベントの開催を目指すサウジにとって、今回の延期は新たな打撃となった。
戦闘が続く中、首脳会議には欧州が湾岸諸国やサウジとの連帯を示す狙いもあった。延期は治安情勢悪化の深刻さを示している。
先週末にはリヤドの国際空港への攻撃で13人が死亡、数百人が負傷した。フーシ派はこの攻撃を実施したと主張している。
各国要人が到着する予定だった同空港は攻撃後、閉鎖が続いている。
EUは、湾岸地域との関係を引き続き「戦略的に極めて重要」と位置付け、連携を深める方針に変わりはないと表明した。