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ジャーナル(11日)、地方財政は本当に破綻するのか、所得控除引き上げに批判的な支配層の“貧素”な発想

きのうに続いて「103万円の壁」について考えている。現行の所得控除103万円を国民民主党が主張する178万円に引き上げると、国の税収が7.6兆円減ると財務省が“粗い”試算を出している。うち4兆円程度が地方関連の税収減とさ …

ジャーナル(10日)、103万円の壁、インナーの壁、国民に寄り添う方策は

昨今話題となっている「103万円の壁」は、見方をかえれば「インナーの壁」でもある。インナーといっても女性の肌着や下着のことではない。自民党税制調査会(宮沢洋一会長)の幹部会のことを俗インナーと呼ぶ。日本語では何というのだ …

ジャーナル(6日)、トランプ氏の再登場で盛り上がる暗号資産市場、日本は追随できるか

トランプ次期大統領の影響がすでに広範囲に広まっている。MAGAを柱とするトランプ氏の政策や人事に賛成の人もいれば、反対の人もいる。全体としてこれからのアメリカや世界が良くなるのか、悪くなるのか、現時点では判断がつかない。 …

ジャーナル(5日)、主要国政権相次いで崩壊の危機、エリートたちの終焉

フランスのバルニエ政権に対する不信任決議案が野党の賛成多数で可決、同政権は崩壊した。政権が発足したのは9月、ブルームバーグによる「1958年の第5共和制成立以降で最短」の政権となった。隣国韓国では尹錫悦(ユン・ソンニョル …

ジャーナル(4日)、日本は分裂国家、円安と株価にみる「二本経済国家」の実態

ロイターが今朝配信したコラムを読んで久しぶり「なるほど」と腑に落ちた。失われた30年を経て日本経済は「強い日本」と「弱い日本」に分裂したというのだ。「強い」のは証券取引所に株式を公開している大企業だ。「弱い」のは中小企業 …

ジャーナル(3日)、どうなるフランス少数与党、野党は不信任案提出の構え

政局混迷のフランス、少数与党のバルニエ政権は2日午後、来年度予算を成立させるため野党の反対を押し切って憲法第49条3項に基づき採決なしで社会保障法案を成立させる強硬措置に踏み切った。これに反発した国民連合(RN)をはじめ …

ジャーナル(29日)、臨時国会の論戦始まる、小数与党の行く末やいかに

手のひら返しの解散・総選挙をへて昨日招集された臨時国会。きょうは石破総理の所信表明演説がおこなわれる。臨時国会の開幕にあたって総理は「丁寧に各党の意見を聴きながら国会を運営し、国民に議論を聞いていただき納得してもらえるよ …

ジャーナル(28日)、「侘び寂び」、イーロン・マスク氏の秘められたメンタリティー

目の前で起こっている様々なできごとの本質を理解するというのは、簡単なようで意外に難しい。トランプ次期大統領と不即不離、二人三脚の関係を築いているイーロン・マスク氏。政府効率化省の共同代表に指名されたが、彼はこれから何をや …

ジャーナル(27日)、早々に関税戦略を発動したトランプ氏の思惑、狙いは犯罪と薬物の流入阻止か

次期大統領に内定しているトランプ氏の動きが迅速かつ刺激的だ。次期政権の閣僚を次々に指名、主要な政策も前倒し気味に発表している。以前から「就任初日は独裁者になる」と公言しているが、人事も政策も完全に“前のめり”の印象をうけ …

ジャーナル(26日)、斉藤知事の選挙疑惑、陣営はまるで素人集団

議会やメディア、有識者を含めあれだけ叩かれた兵庫県の斉藤知事、議会全会派による不信任決議を吹っ飛ばして再選を果たした。個人的には「凄い」と思っていたのだが、その斉藤氏が今度は公職選挙法違反の嫌疑をかけられている。今朝のサ …

ジャーナル(25日)、どうなる地球環境の未来、不満残して終了したC O P29

国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)が24日に閉幕した。発展途上国の温暖化対策を支援するための資金を3倍に増やすことで合意。NHKによると「焦点となっていた途上国の気候変動対策を支援する資金について、会 …

ジャーナル(22日)、長距離兵器がロシアの分断を招く可能性も、プーチンV Sラブロフ外相

ウクライナ戦争が危機的様相を強めている。ロシアが北朝鮮兵士を戦場に投入したことを契機に、米英がこれまで自重していた長距離兵器のロシア領攻撃を容認。対抗するようにプーチンが核ドクトリンを見直し、いつでも核攻撃が可能になった …

ジャーナル(21日)、生彩なき石破総理、本当に大丈夫?A P E C首脳会議

石破総理のA P E Cを舞台にした首脳外交が終了した。今頃は日本に向かう飛行機の中だろう。無事終了した安堵感で熟睡しているか、不甲斐ない結果に眠れぬ夜を過ごしているのか。個人的には石破総理のあまりの“生彩のなさ”にがっ …

ジャーナル(19日)、知らぬふりする政府・与党、必要なのは国民負担率の引き下げ

国民民主党が提起している103万円の壁問題は、単に非課税水準を引き上げれば済むという問題ではない。税金や年金、健康保険に医療費など、すべての負担をひっくるめた国民負担率をどうするかという問題に帰結する。政府・与党はこの3 …

ジャーナル(18日)、兵庫県知事選と103万円の壁に共通する民意と既得権益者の激突

注目の兵庫県知事選で斉藤元彦前知事が再戦を果たした。おねだり、パワハラ疑惑で県議会が与野党含め全会派の賛成で解任決議案が成立、斉藤前知事は議会を解散せず知事選挙を選んで再選出馬した。この問題をめぐって過去に2回(9月11 …

ジャーナル(14日)、革命かクーデターか、トランプ人事の行く末

大統領選挙に圧勝したトランプ次期大統領の政権づくりがすでにはじまっている。まずは閣僚指名。連日、確定した閣僚名簿や予想、推測がメディアで報道されている。第1次政権時に混乱した政権内部の不統一を避けるかのように、発表される …

ジャーナル(12日)、首相指名の日に起こった3つのこと、国民が見守る混迷政局

首相指名選挙がおこなわれた昨日(11日)起こった3つのこと、一つは国民民主党の玉木代表の不倫報道。2つ目がこの事実を報道したメディアの魂胆。3つ目は小数連立政権(第2次石破政権)が発足したことだ。この3つの出来事に因果関 …

ジャーナル(11日)、トランプ圧勝で炙り出される接戦報道の裏側、米主要メディアの偏向報道

米大統領選はトランプ氏の勝利がすでに確定しているが、この週末に開票が遅れていたアリゾナ州の最終結果が確定した。トランプ氏は激戦が予想された7州全部で勝利した。A P通信によると代理人の獲得人数はトランプ氏312人、ハリス …

ジャーナル(8日)、主席補佐官にスージー・ワイルズ氏を指名、1次政権と対照的なトランプ2次政権

第47代大統領就任が確実になったドナルド・トランプ氏が早速動き出した。今朝ニュースを見ていたら、主席補佐官にスージー・ワイルズ氏を指名したと報道されている。この人は大統領選挙対策本部でクリス・ラシビータ氏と共に共同議長を …

ジャーナル(7日)、トランプ氏の勝因はなに?求められる詳細な勝因分析

米大統領選挙は共和党のトランプ前大統領の大勝利で幕を閉じた。それだけではない。共和党はすでに上両で過半数を制した。下院も現時点ではリードしている。ひょっとするとトリプルレッドが実現するかもしれない。開票速報を見ながらトラ …

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