2日のニューヨーク外国為替市場では、薄商いの中で円が上昇。テクノロジー銘柄を中心に米国株が大きく下げたため、リスク回避の動きとなった。中国が米国に対する報復関税を発表し貿易戦争の懸念が高まる中、市場はトランプ大統領の対応を見極めようとしている。円は主要10通貨全てに対して値上がり。主要10通貨でドルに対して値上がりしたのは円とポンドのみ。

ニューヨーク時間午後4時39分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前営業日比ほぼ変わらず。ユーロは対ドルで0.2%安の1ユーロ=1.2302ドル。ドルは対円で0.3%安の1ドル=105円92銭。

米国株市場ではテクノロジー株が急落。トランプ大統領によるアマゾン・ドット・コム批判やテスラ株の軟調、アップルが自社製半導体に乗り換えるとの報道も影響し、主要株価指数は大きく値下がりした。ドルは午前中、米供給管理協会(ISM)の製造業景況指数と建設支出がともに予想を下回ったことから、逃避先として買われていた。

欧州時間の取引

欧州時間はポンドが値上がりした一方、ドルは小幅安となった。ただこの日の欧州時間は、イースター(復活祭)の連休で欧州・アジアの市場が一部休場となったことから商いは薄かった。