[東京 27日 ロイター] – 岩屋毅防衛相は27日の記者会見で、北朝鮮が24日に発射したミサイルの軌道が変則的だったとし、北朝鮮は日本の防衛網を突破する新たな短距離弾道ミサイルを開発しているようだと述べた。 

日米は日本海に迎撃ミサイルを搭載したイージス艦を配備。日本はさらに地上配備型迎撃システム2基の配備を計画しているが、これらのシステムは予測可能な軌道を描く発射体を迎撃するよう設計されており、軌道が変化すれば迎撃が難しくなる。 

国連安全保障理事会はこの日、英独仏の要請により、北朝鮮のミサイル発射に関して非公開で協議。英独仏は国連安保理決議に違反していると非難した。 

また韓国の国防省当局者は同日、北朝鮮のミサイル発射に関する詳細な分析が進行中であると明らかにした。