米上院共和党は8日、新型コロナウイルス危機を乗り切るための追加景気対策について、従来案から規模を縮小した法案を提出し、本会議での採決に備えると述べた。追加対策を巡っては議会で合意がまとまらず、1カ月にわたり膠着(こうちゃく)状態が続いている。

  上院共和党の法案は5000億-7000億ドル(約53兆-74兆2000億円)規模が見込まれている。共和党が1カ月前に提出した法案は1兆ドル規模だった。

  マコネル共和党上院院内総務は、「上院共和党は、新たに的を絞った法案を提出する。最も急な対応を要するヘルスケアや教育、経済問題などに重点を置いた内容だ。党が希望する全ての案が盛り込まれているわけでない」と述べ、「週内にも本会議での採決を実施するため今日中にすぐ動く」と話した。

  この法案については上院民主党が阻止するとみられている。

  一方で、メドウズ大統領首席補佐官は同日、世論の圧力によって議員らは今後2週間以内に妥協を迫られることになるだろうと楽観的な見方を示した。同氏は規模を縮小した景気対策は、今後の支援策にとっての「土台」になり得ると述べた。

原題:McConnell Aims for Vote on Senate Republican Stimulus This Week(抜粋)