[23日 ロイター] – 米疾病対策センター(CDC)の諮問委員会は23日、血栓の事例が報告されて中断されていたジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウイルスワクチンの接種を再開するよう提言した。

同提言を受け、米株式市場引け後の時間外取引でJ&Jの株価は1%上昇した。

CDCと米食品医薬品局(FDA)は先週、J&Jワクチンを接種した50歳以下の女性6人に血栓が生じる事例が報告されたことを受け、接種を一時中止するよう勧告し、調査を進めていた。

諮問委の会合に先立ち、CDCのワレンスキー所長はワクチンのリスク対効果の分析を諮問委に委託したことを明らかにし、J&J以外のワクチン接種が可能でない場合、接種しないことを選択すべきかどうかについても諮問委で検討されると話していた。

分析によると、J&Jワクチン接種後に血栓の事例が報告されたのは年齢50歳以下の女性で13人と、ワクチン接種100万回に対し7件の確率。50歳以上の女性では2人と、同1件以下の確率。男性で血栓の事例はない。

また、深刻な血栓は脳だけでなく、体の他の部分にも発症したことが確認された。いずれも血小板の減少を伴うという。

CDCは22日、J&Jワクチン接種後に死亡したオレゴン州の女性と、入院したテキサス州の女性の2事例について調査を進めていると発表した。