米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事は気候変動について、米金融当局が規制監督機関として検証する広範なリスクの一つだと指摘。ただし、それが化石燃料産業への融資から金融機関を遠ざけることはないと述べた。

  バイデン米大統領からFRB副議長に指名されたブレイナード理事は13日、上院銀行委員会が開いた指名承認公聴会での質疑応答で、「融資するべきセクターや融資するべきではないセクターについてわれわれは銀行に指示しない」と話した。

  同氏はただ、銀行は融資活動に伴うリスクを認識するべきだと指摘。同氏はこれまで気候変動の分野における中央銀行の役割を支持しており、2019年には「気候変動が経済や金融システムに及ぼす影響を調査」することがFRBにとって重要だと述べていた。

  ブレイナード氏はこの日、「気候に関するストレステストを実施するべきだと示唆したことはない」とも語った。

ブレイナード理事、上院銀行委員会での指名承認公聴会で発言出所:ブルームバーグ

原題:Brainard Says Fed Won’t Dictate Bank Lending on Climate Risks(抜粋)