[ニューヨーク 14日 ロイター] – 米国時間の原油先物は2%高となり、7年超ぶりの高値を付けるとともに、1バレル=100ドルの節目まで間近に迫った。ウクライナのゼレンスキー大統領が14日、「ロシアによる侵攻は16日に行われるとの情報を得ている」と述べたことが材料視された。

アゲイン・キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「市場はウクライナ情勢に非常に敏感となっている。状況が刻々と変化する今、市場は『とりあえず買って、後で吟味する』状態だ」と述べた。

北海ブレント先物の清算値は2.04ドル(2.2%)高の1バレル=96.48ドル。一時は2014年9月以来の高値である96.78ドルまで上昇した。

米WTI先物の清算値は2.36ドル(2.5%)高の95.46ドル。こちらも一時、14年9月以来の高値である95.82ドルを付けた。