[ワシントン 6日 ロイター] – 米国務省報道官は6日、資格を有するロシア人ジャーナリストに対してビザを発行し続けており、米国で活動するロシア人ジャーナリストの外国人記者証も取り消していないと明らかにした。その上で、ロシアは報道の自由に対する「全面的な攻撃」を行っていると批判した。

ロイターが同日、関係筋の話として報じたところによると、ロシアは米報道機関に対して、米国内のロシア人ジャーナリストの待遇が改善されない限り、認定を取り消される恐れがあると警告した。

国務省のプライス報道官は記者団に対し「ロシア政府は報道の自由とは何かを根本的かつ故意に無視している。それはロシア国内で報道しようとするほぼ全ての独立したロシア報道機関を妨害、あるいは禁止していることで証明されている」と述べた。