[9日 ロイター] – 中国外務省の報道官は9日の会見で、この日未明の北朝鮮による弾道ミサイル発射に関する質問に、米海軍が朝鮮半島周辺で同盟国と実施している合同軍事演習を挙げ、「米国の言葉と行動は一致すべきで、北朝鮮に悪意を持たないという姿勢を行動で示すべきだ。そして有意義な対話を再開する環境を整えるべきだ」と述べた。

北朝鮮国営朝鮮中央通信(KCNA)は8日、航空当局報道官の発言として、ミサイル実験は米国の直接的な軍事的脅威からの自衛が目的で、近隣国・地域の安全は阻害していないと伝えていた。