[ワシントン 17日 ロイター] – 米民主党の上院議員7人は17日、連邦取引委員会(FTC)に書簡を送り、実業家イーロン・マスク氏の買収後にツイッターがユーザーを軽視した行動を取っていると指摘し、同社がFTCとの合意を破っていないか調査するよう求めた。

書簡を送ったのはリチャード・ブルメンタール議員やエリザベス・ウォーレン議員など7人。イーロン・マスク新最高経営責任者(CEO)がここ数週間、ツイッターの安全性と一貫性を損なう措置を実施し、不正やなりすましへの乱用が強く警告されている新たな機能を発表していると警鐘を鳴らした。

ツイッターは今年5月、セキュリティー目的で取得した利用者の電話番号などの個人情報をターゲティング広告に不正利用していた問題でFTCなどと和解し、プライバシー保護対策を改善することで合意していた。

FTCは先週、最近のツイッターの動きを「強い懸念を持って」監視していると発表した。

上院議員の書簡についてツイッターとFTCにコメントを求めたが、今のところ回答はない。