[北京 1日 ロイター] – 中国商務省は1日、米国が中国企業製通信機器の販売禁止措置を打ち出したことに反発し、国内企業の権利を保護するために必要な措置を取ると表明した。

米連邦通信委員会(FCC)は11月25日、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)や中興通訊(ZTE)などが製造する新たな通信機器の承認を禁止した。米国の国家安全保障に「容認しがたいリスク」をもたらす恐れがあるためとしている。

同省の束カクテイ報道官は定例記者会見で「中国は国内企業の合法的な権利を守るために必要な措置を取る」と述べ、米国に対し、誤りを正し、経済・貿易問題を政治的に利用したり武器として活用したりするのをやめるよう求めた。