[ソウル 7日 ロイター] – 北朝鮮は国会に当たる最高人民会議を来年1月17日に開き、政府予算などを議題に取り上げる。国営メディアが7日に伝えた。

最高人民会議は頻繁には開催されず、通常は朝鮮労働党による統治構造や予算などに関する決定を承認する場となる。

北朝鮮は12月下旬に重要会議の朝鮮労働党中央委員会総会を招集し、来年の主要政策の方向性を決めるとみられており、これに続き最高人民会議が開かれることになる。

国営の朝鮮中央通信(KCNA)は、1月の議題について、内閣の取り組み、政府予算、組織に関する事案のほか、「平壌文化語(標準語)保護の法律」が含まれる見通しだと報じた。

北朝鮮は今年、記録的な数のミサイルを発射。日米韓はこれを受けて対北制裁を強化した。