[東京 9日 ロイター] – 東芝は9日、同社の企業価値向上に向けた戦略的選択肢に関して、日本産業パートナーズ(JIP)連合から提案を受領したと発表した。

東芝は今後提案の内容を精査し、株主はじめステークホルダーの利益最大化に向けて行動していくとしている。また今後の取締役会の判断については、その内容と理由について結論に至った時点で対外公表するという。

複数の関係者によると、東芝の非公開化を目指すJIPは、銀行団から買収後の運転資金を含む融資1兆4000億円を確定、東芝に買収の最終提案を提出した。