片山金融相は2日、AI(人工知能)開発を手がける米新興企業アンソロピックが、最新のAIモデル「クロード・ミュトス」のアクセス権を日本の一部金融機関に付与したと明らかにした。ミュトスはシステムの 脆弱 性を特定する能力が極めて高いとされる。
アンソロピックは同日、ミュトスの提供先として新たに15か国以上の約150機関を追加すると発表。片山氏はこの中に日本の一部金融機関も含まれると説明した。これまで提供は米IT大手などに限定されていた。
ミュトスはサイバー攻撃に悪用される恐れがあるとして、一般への提供が見送られている。特に金融機関への攻撃に使われると、金融システムの混乱を招くリスクが大きく、金融機関はミュトスを利用してサイバー攻撃対策を進める。