[アンタキヤ/カフラマンマラシュ(トルコ) 17日 ロイター] – トルコ南部のシリア国境近くで6日発生した大地震による両国の死者が17日、4万5000人を突破した。

トルコの被災地ではなお生存者の捜索が続いており、ハタイ県では地震から278時間ぶりに41歳の男性が、アンタキヤでは14歳の少年と34歳の男性が救出された。

トルコで確認された死者は3万9672人と、同国の近代史では最悪となる。しかし地震で約26万4000戸のアパートが倒壊しているため、犠牲者は今後増加すると予想される。

当局によると、シリアでの死者は5800人超。