[ワシントン 15日 ロイター] – 経営破綻したシリコンバレー銀行(SVB)のCEOだったグレゴリー・ベッカー氏は、16日に開催される米上院銀行委員会の公聴会で、破綻の主因として金利の上昇と多額の預金流出を挙げる見通し。証言の準備稿が15日に明らかになった。

ベッカー氏は「前例のない」破綻を謝罪する一方、破綻に至った際に同行はリスク管理に関する規制当局の懸念に対応し、問題解決に取り組んでいたと記述。SVBの破綻は金利リスク管理や融資先の多様化に失敗したことが原因とした、規制当局や銀行業界幹部らの説明とは対照的なものとなった。

ベッカー氏は「いかなる銀行も、あのような速度と規模の預金引き出しに耐えられるとは考えられない」と主張。SVBが金利リスクの管理を怠ったという当局の見解を一蹴し、2021年後半まで米連邦準備理事会(FRB)は金利は低水準で推移し、インフレ率の上昇は一過性に過ぎないとみていたと指摘した。