[東京 12日 ロイター] – 松野博一官房長官は12日午前の会見で、北朝鮮の弾道ミサイル破壊措置命令を延長したことについて、同国が2回目の「軍事偵察衛星」の発射を表明していることから、日本の領域に落下する場合に備え態勢を維持する必要があるとの考えを示した。

防衛省は11日、北朝鮮の衛星発射通告を受けて5月29日に発出した弾道ミサイル等に対する破壊措置命令を、当分の間、延長すると発表した。

北朝鮮は衛星打ち上げの期限を11日までとしていたが、松野官房長官は「(同国が)できるだけ早い期間内に2回目の発射を行う旨を表明してることなどを踏まえれば、弾道ミサイル技術を使用した発射が強行される可能性がある」と指摘。日本政府としては、引き続きあらゆる事態に対応できるよう、適切な態勢を構築していくと述べた。

北朝鮮は先月29日、人工衛星を31日午前0時から6月11日午前0時までに打ち上げると日本などに通告し、浜田靖一防衛相は弾道ミサイル発射に備えて自衛隊に破壊措置に関する行動命令を出した。北朝鮮は31日に衛星を打ち上げ失敗し、早期に再度の発射を行うと表明した。