[香港 28日 ロイター] – 経営危機に陥った中国不動産大手、恒大集団傘下の電気自動車(EV)メーカー、恒大新能源汽車集団(恒大汽車)の株式売買が28日、香港市場で約1年4カ月ぶりに再開された。

同社株は決算発表を控えて売買が停止されていた。株式取引の再開は恒大集団にとって一歩前進となる。

恒大汽車の株価は朝方の取引で69%急落し1香港ドル。売買停止直前の2022年4月1日の終値は3.2香港ドルだった。

恒大汽車は26日、21年と22年の決算で、合わせて711億2000万元(99億5000万ドル)の純損失を計上したことを明らかにした。

同社は27日、株式売買再開に必要な条件を全て満たしたと表明。次の目標は新モデル「恒馳6」「恒馳7」の発売だと述べた。主力モデル「恒馳5」の生産・販売と通常業務に必要な資本要件を満たすため株式と債券で5億ドルを調達する計画も明らかにした。

潜在的な投資家と協議を進めており、十分な資金を調達できると確信しているという。

恒大集団は3300億ドルの負債を抱え、22年3月から株式売買が停止されている。