[ワシントン 14日 ロイター] – 米海軍制服組トップのギルデイ作戦部長が14日に退任したが、後任人事は議会上院で承認されていない。これで陸軍、海兵隊、海軍の正式なトップがいずれも不在という異例の事態が発生した。

今回を含めて数百件に上る軍高官人事の承認を妨げている共和党のタバービル上院議員は、その理由として国防総省が軍兵士やその扶養家族が人工妊娠中絶手術を受けるための旅費に国防予算を充当するのは不適切だと主張している。

こうした状況についてオースティン国防長官はメリーランド州アナポリスの海軍士官学校で開かれたギルデイ氏の退任式典で「前代未聞かつ無用であり、安全さを欠く。米軍の準備態勢に打撃を与え、最善の幹部将校をつなぎとめる力を損ない、多くの兵士家族の生活を動揺させている」と批判した。

バイデン大統領は、次期海軍作戦部長に女性で初めてとなるリサ・フランチェッティ作戦副部長を指名している。