Maria Paula Mijares Torres
トランプ米大統領はイランの核開発計画に制限を加えることを目指した取り組みを巡り、週末にイランの当局者と「非常に良い」協議を行ったと述べた。
トランプ氏は25日、ワシントンに戻る途中で記者団に対し「昨日と今日、イランと非常に良い協議ができた。どうなるか待とう」とコメント。「今後2日間で良い知らせを伝えるか、悪い知らせを伝えるか分からないが、良い知らせになるかもしれないという予感がする」と話した。
米国とイランは先週、イタリアのローマで協議を実施。イランのアラグチ外相は、今後数回の会合で合意に至る可能性があると述べた。
トランプ氏のこうした発言やローマでの協議終了時の楽観的な姿勢は、原油相場を落ち着かせる可能性がある。原油相場は、先週のイスラエルによるイラン核施設への攻撃準備の可能性を巡るCNNの報道で動揺していた。
原題:Trump Expresses Optimism on Iran Deal After ‘Very Good’ Talks(抜粋)