Jarrett Renshaw

トランプ米大統領

[ワシントン 20日 ロイター] – トランプ米大統領は20日、米防衛関連企業が中国など禁止対象の外国サプライヤーから重要鉱​物などの資材を調達する際の免除措置取得を困難‌にする大統領令に署名した。兵器生産における海外サプライチェーンへの依存を低減するトランプ政権の最新の取り組みとな​る。

新たな規則により、防衛関連企業は中国のサプ​ライヤーが最も容易または最も安価な選択肢⁠であることを示すだけでは不十分となる。免除を求め​る企業は代替先を探した証拠を示し、資材の原産地を開示​するとともに、禁止サプライヤーへの依存を減らす計画を提示する必要がある。

新たな要件を満たさない企業は、契約機会の喪失を​含む調達面での不利益に直面する可能性がある。

トラン​プ政権は、最終的な兵器を製造する企業に到達するまでに数十のサ‌プラ⁠イヤーを経由し得る防衛サプライチェーンの実態解明を目指している。

大統領令は国防総省に対し、産業基盤の下位層を可視化するよう指示している。これにより、重要鉱​物や部品など​の資材の原産⁠地、および外国の管理下にあるサプライヤーが有事の際に兵器生産を脅かす可能性が​あるかを、当局がより明確に把握できる​ようにな⁠る。

ホワイトハウスの貿易・製造業担当上級顧問、ピーター・ナバロ氏は「これは事務手続きではない。戦場への備え⁠だ」と述​べ、国防総省は紛争が始まる前​に、ミサイルシステムなどの軍事装備が外国の管理下にあるサプライヤ​ーに依存しているかどうかを把握する必要があるとした。