- ベッセント長官、中国訪問の際に日本にも立ち寄る計画-再会談へ
- 片山財務相、G7やG20など一連の国際会議に出席するため訪米

片山さつき財務相は米ワシントンの財務省で15日、ベッセント財務長官と二国間の会談を行った。会談後に取材に応じた片山氏は、為替の議論を行ったと明かした上で「必要ならば断固たる措置も取る」と述べ、改めて介入も辞さない姿勢を示した。
片山氏は2025年9月の日米財務相による為替の共同声明に触れつつ、今まで以上に日米間で緊密な連絡を取ることで一致したと語った。金融政策については議論が及ばなかった。

片山氏の発言が伝わった後、円はドルに対して一時上昇に転じ、158円70銭台を付ける場面があった。ニューヨーク時間午後0時50分時点では158円80銭台に再び下落している。
片山氏によると、ベッセント長官は今後中国を訪問する予定で、日本にも立ち寄る計画という。その際には再度、財務相同士の協議の場が設けられる見通しだ。トランプ米大統領は5月の訪中を予定している。
米国・イスラエルとイランの戦争で、原油相場や為替市場は変動が目立つ場面が多く見られる。片山氏は会談前、「市場の沈静化は必ずやらなくてはいけないことだ。1カ国だけではできないので真摯(しんし)に努力する」と述べていた。
ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油はニューヨーク時間同日午後の取引で小幅に上昇し、1バレル=90ドル台前半で推移している。
日米財務相会談は1月以来となる。片山氏は主要7カ国(G7)や20カ国・地域(G20)など一連の国際会議に出席するためワシントンを訪問している。