- 新たな協議計画頓挫、パキスタンが米に攻撃自粛求めたとトランプ氏
- 停戦延長を受け原油価格は下落、株価指数先物は下げ幅を縮小

Courtney Subramanian、Jennifer A Dlouhy
トランプ米大統領は21日、期限を翌日に控えたイランとの停戦について無期限で延長すると表明した。両国間の新たな協議の計画は頓挫した。
トランプ氏はSNSへの投稿で、ホルムズ海峡でイラン発着の船舶に対する封鎖を維持すると表明した。また、両国間の仲介役を務めていたパキスタンが米国に新たな攻撃を控えるよう要請したとし、イランが新たな提案を提出し、「協議が何らかの形で決着する」まで停戦を延長すると述べた。
バンス米副大統領はイランとの協議再開に向けてパキスタンを訪問する予定だったが、イラン側の代表は米国の要求が不合理だとして出席を拒否した。
トランプ氏の停戦延長の表明は姿勢を大きく転換するものだ。同氏は同日早くにCNBCに、イランが条件を満たさなければ「爆撃することになると思う」と語り、軍は「今すぐにでも行動できる状態だ」と述べていた。20日の電話インタビューでも、期限までに合意に至らない場合、敵対行為の停止を延長する可能性は「極めて低い」と語っていた。
停戦延長を受け、原油価格は3ドル超下落し、株価指数先物はこの日の下げの大半を取り戻した。
トランプ氏は交渉決裂の原因について、イランの指導体制が「深刻に分裂している」と非難した。
一方、イランは、米国の海上封鎖が続く限りホルムズ海峡を再開せず、必要であれば武力で封鎖を打破する方針だ。タスニム通信が関係者の話として報じた。
原題:Trump Extends Iran Truce, Maintains Blockade as Talks Falter (1) 、Iran Will Break US Blockade by Force If Required, Tasnim Says(抜粋)
▽トランプ氏、イランとの「停戦延長」 協議終了まで 封鎖は継続<ロイター日本語版>2026年4月22日午前 5:18 GMT+9

[ワシントン 21日 ロイター] – トランプ米大統領は21日、イラン側が提案を提出し、協議が終了するまでイランとの停戦を延長すると表明した。
トランプ大統領は交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、仲介役を担うパキスタンから、イラン指導者らが統一した提案を取りまとめるまで攻撃を控えるよう要請があったと明らかにした。
その上で「米軍に対し、(イラン湾港への)封鎖を継続し、その他の面においても即応可能な態勢を維持するよう指示した。そして、イラン側からの提案が提出され、協議が何らかの形で決着するまで、停戦を延長する」と述べた。