1. 直近の交渉の動き
- 米国の追加攻撃の延期(5月18日): トランプ米大統領は、イランに対する大規模な「再攻撃」を5月19日に予定していましたが、サウジアラビア、UAE、カタールなど湾岸諸国の首脳から「深刻な交渉が行われているため待ってほしい」との要請を受け、直前で攻撃を一時延期したことを明かしました。
- イラン側の新提案: イラン側は仲介国パキスタンを通じて新たな和平案を米国に提出。報道によると、イラン側は「核開発プログラムの長期停止」や「高濃縮ウランのロシアへの移送」、「ホルムズ海峡の段階的再開放」といった一定の譲歩案を示したとされています。
- 交渉は「一発勝負」の最終段階へ(5月20日): 米イラン間でのメッセージのやり取りは続いているものの、トランプ氏はイラン側からの「正しい回答」を待つ時間は残りわずか(数日間)であるとしており、決裂すれば即座に大規模空爆へ踏み切る構えを崩していません。
2. トランプ大統領(米国側)の具体的な発言
トランプ氏は、持ち前の「ディール(取引)」精神を強調しつつも、相手が譲歩しなければ破滅させると極めて強い口調で脅しをかけています。
「イランとの交渉は最終段階にあり、どうなるか見ているところだ。これは一発勝負(One shot)だ。急ぐつもりはない。理想を言えば、多くの人が殺されるのとは対照的に、殺される人が少ないことを望む」 (5月20日、ホワイトハウスでの記者団への発言より)
「湾岸諸国の指導者たちから『非常に受け入れ可能な合意に達するチャンスがあるため、明日に予定されている(イランへの)軍事攻撃を見合わせてほしい』と要請された。そのため、明日予定されていた攻撃は行わないよう軍に指示した。しかし同時に、一瞬の通知(a moment’s notice)でイランへの全面的な大規模強襲に踏み切る準備をしておくよう、軍の上層部に指示を出した」 (5月18日、SNSおよびホワイトハウスのイベントでの発言より)
「(イラン側の提出した和平案について)一瞥(いちべつ)したが、最初の1文が気に入らなければ、私はただそれをゴミ箱に投げ捨てるだけだ」 (5月19日、アジア外遊からの帰路の機内にて、イラン側のこれまでの提案への不満を語った際の発言)
3. イラン側の具体的な発言
イラン側は国内の深刻な経済危機(石油インフラへの打撃やハイパーインフレ)から停戦を望みつつも、米国の高圧的な要求に「無条件降伏はしない」というプライドと権利を主張しています。
「米国との間では(仲介国を通じた)メッセージのやり取りが現在も継続している」 (5月20日、イラン外務省・バガエイ報道官の定例会見より)
「(米国や仲介国との)対話は、決して我が国の『降伏』を意味するものではない。我々はイラン国民の正当な権利を最後まで守り抜く」 (イラン:マスード・ペゼシュキアン大統領の発言より。最高指導者ハメネイ師が2月の米・イスラエルの空爆で暗殺された後、政権の舵取りを担う比較的穏健派の大統領)
「イランは核濃縮活動において(米国が求めるような)制限を一方的に受け入れるつもりはない」 (イラン原子力庁トップによる、核合意の前提条件に対する拒絶発言)
<以上Geminiに聞きました>