▽米国株式市場=ナスダック大幅高、マイクロン主導で半導体株上昇<ロイター日本語版>2026年7月10日午前 5:11 GMT+9

[9日 ロイター] – 米国株式市場は主要3指数が上昇し、ナスダック総合が大幅高で取引を終えた。マイクロン・テクノロジー主導で半導体株が上昇し、米国とイランの攻撃再開で中東紛争が長期化しインフレを助長するとの懸念を相殺した。
イラン軍は9日、米軍による連日の攻撃への報復として、ペルシャ湾岸諸国の米軍施設を攻撃した。 もっと見る
アプライド・マテリアルズ(AMAT.O), opens new tabは3.2%高、サンディスク(SNDK.O), opens new tabは7.6%高。
ベアードの投資戦略アナリスト、ロス・メイフィールド氏は「これは依然としてAI主導の強気相場だ」とし、「一時的に物色が広がり始めていたが、それは原油価格と金利が安定していることが前提だ。今回の緊張再燃で強気相場のその部分に疑問符が付く」と述べた。
メタ・プラットフォームズ(META.O), opens new tabは4.7%上昇。計算能力を来年にも14ギガワットに引き上げる計画の一環として、AIチップの生産を9月から開始するとロイターが報じた。 もっと見る
S&P総合500種の主要11業種のうち7業種が上昇し、情報技術(.SPLRCT), opens new tabや一般消費財(.SPLRCD), opens new tabが上げを主導した。
食品・飲料大手ペプシコ(PEP.O), opens new tabは第2・四半期の売上高が市場予想を上回ったものの、株価は3.3%安となった。 もっと見る
コストコ・ホールセール(COST.O), opens new tabは4.2%下落し、6カ月ぶりの安値を付けた。6月の既存店売上高の伸びが鈍化したことを嫌気した。
S&P500構成銘柄(.AD.SPX), opens new tabでは値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.5対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は147億株。直近20営業日の平均は229億株。
▽NY外為市場=ドル続落、労働市場データが安定示唆 インフレ動向に注視<ロイター日本語版>2026年7月10日午前 5:02 GMT+9

[ニューヨーク 9日 ロイター] – 終盤のニューヨーク外為市場ではドルが2日続落した。米国とイランが攻撃の応酬を再開する一方、雇用関連データが安定した内容となったことを受け、投資家の関心は依然としてインフレ圧力に向いている。
前日は、トランプ米大統領がイランとの戦闘終結に向けた停戦の覚書は「終わった」と発言したことを受けてドルは約1週間ぶりの高値を付けたものの、その後下げに転じた。イランの革命防衛隊は9日、国営メディアを通して発表した声明で、ヨルダンにある米軍のアズラク基地を弾道ミサイル10発で攻撃したと明らかにした。
シルバー・ゴールド・ブル の外為・貴金属リスク管理ディレクター、エリック ・ブレガー氏 は、「混乱が広がっているのは間違いない」と指摘。その上で、「横ばいの値動きは、市場が『現実とは何か』を見極めようとしている結果と言えるかもしれないが、残念ながら、結局は次に発表されるニュース次第で相場は動くことになるだろう」との見方を示した。
この日発表の経済指標では、週間新規失業保険申請件数が前週比2000件減となった。6月の雇用の伸びは大きく鈍化したものの、労働市場が依然として「低採用、低解雇」の状態にあることを示唆した。
CMEのフェドウォッチによると、市場が織り込む今月28─29日に開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)で少なくとも25ベーシスポイント(bp)の利上げが実施される確率は前日の31%から26.2%に低下した。ただ、1週間前の18.2%からは上昇している。9月の会合での利上げ確率は61.7%と、前日の66.6%からは低下したものの、1週間前の54.1%からは上昇している。
主要通貨に対するドル指数は0.15%安の100.87。
ドル/円は0.18%安の162.30円。日銀は、イラン戦争を受け、年後半にかけて値上げに動く企業が増える可能性が高いとの見方を示し、インフレ圧力の高まりが追加利上げの根拠を強める可能性を示唆した。
ユーロは対ドルで0.19%高の1.1436ドル。
英ポンドは0.23%高の1.3415ドル。一時、3週間ぶりの高値となる1.343ドルを付けた。
| ドル/円 NY終値 | 162.37/162.40 |
| 始値 | 162.47 |
| 高値 | 162.50 |
| 安値 | 162.27 |
| ユーロ/ドル NY終値 | 1.1428/1.1432 |
| 始値 | 1.1423 |
| 高値 | 1.1446 |
| 安値 | 1.1423 |