下村博文本部長

自民党は16日、高市早苗首相(党総裁)の直属機関である「人口戦略本部」の初会合を党本部で開いた。少子化の反転や人口減少社会での成長力確保などについて議論を深め、11月末までに政府への提言をまとめる。下村博文本部長は「わが国における静かな、しかし、最も危機感を持った大きなテーマだ」と述べた。

同本部は党則79条に基づく機関として、今月6日に新設された。政府は年末に総合的な人口戦略を策定する方針で、首相は下村氏に党の提言内容を取りまとめるよう要請している。

この日の会合では、参加議員がこれまでの政府の取り組みについて意見を交わし、今後の論点などを確認した。会合後、下村氏は「政府に対してエッジの効いた大胆な提言をしたい」と記者団に語った。次回以降、有識者へのヒアリングも実施する方針。