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  • 小沢氏、増す存在感 3度目の政権交代へ「最後の挑戦」 参院選にらむ<朝日新聞デジタル>2018年7月16日05時00分

小沢氏、増す存在感 3度目の政権交代へ「最後の挑戦」 参院選にらむ<朝日新聞デジタル>2018年7月16日05時00分

 国会議員歴49年で、衆参両院を通じて現役最長の小沢一郎氏(76)の存在感が増している。浮沈を繰り返して、いまは国会議員6人の小政党代表だが、政権交代への意欲は衰えない。来夏の参院選をにらんだ「野党結集」を訴えて野党幹部らに指南。15日には30年来の「旧敵」と和解した。

5日夜、東京都内のホテルログイン前の続きに入る老舗日本料理店。自由党代表の小沢氏は立憲民主党近藤昭一選挙対策委員長と向き合っていた。小沢氏は日本酒を、近藤氏は焼酎を片手に、1993年の「非自民」8党派による細川連立政権にまつわる思い出を話しはじめた。

小沢氏は当時、新生党の代表幹事として、政権立ち上げの中心になった。近藤氏は、政権の一角を担った新党さきがけから国政を志していた。異なる立場で政界の激動を見た2人はしばし、昔話に興じた。

会食は近藤氏が小沢氏側に申し込んだ。本題は、来年夏の参院選に向けて立憲が歩むべき道。「野党の固まりを作るべきだ」「自民党政権に代わる選択肢を立憲が示さなければならない」。野党第1党の立憲こそが1人区すべてで統一候補を立てられるよう、調整の労を取るべきだと小沢氏は促した。

小沢氏は立憲と緊密な関係にある。民主党政権時代に敵対関係にあった枝野幸男代表とは昨年秋の衆院選後、月1回程度のペースで会食を重ねる。枝野氏の側近の本多平直氏ら中堅・若手とも会談した。辻元清美国会対策委員長にもたびたび国会戦術を説いた。

政権交代への並々ならぬ熱意を感じた」。会談した立憲の中堅議員は、自民を下野させた過去2度の政権交代の再来を「最後の挑戦」と位置づける小沢氏の執念に触れたという。

共産党志位和夫委員長も、小沢氏に期待する一人だ。90年代の党書記局長時代から付き合いがある。野党内には政局優先と評される小沢氏の手法を「古い政治だ」(中堅議員)と批判する声が根強くあるが、国民民主党のベテラン職員は「いまの野党代表で、小沢さんの話を無視できる人は誰もいない」と語る。

■野党多党化、束ねられるか

細川連立政権や2009年の民主党による政権交代は、いずれも野党結集がカギだった。長期政権が続く一方で、野党が衆院選を経て多党化するなか、いま、小沢氏の経験や力に期待が集まる面があるという。

小沢氏は安倍政権を「権力の使い方を間違っている」と批判する。森友学園問題では、財務官僚の忖度(そんたく)体質が浮き彫りになった。加計(かけ)学園問題では、首相や側近らによる政策過程の適正さに疑いのまなざしが向けられた。小沢氏が約50年に及ぶ政治家人生でめざした「政治主導」の一つの帰結が、この政治状況だけに舌鋒(ぜっぽう)は鋭い。

参院選を1年後に控えて意識するのは、第1次安倍内閣の退陣の引き金になった07年参院選だ。民主党を率いて年金記録問題などの政権不祥事を追及し、民主単独で60議席を得た。対する自民は37。衆参の多数派が異なる「ねじれ」状態に持ち込み、政権交代の素地をつくった。

今月11日の記者会見。小沢氏は自らの経験に現状を重ね、強調した。

「問題は、国家と国民の根本にかかわるような問題で、与党と野党がどういう主張を持っているかっちゅうことだよ。野党がまとまって、しっかりした対応、対決をしていかなくちゃダメだということだ」

(河合達郎)

脱原発へ協力確認 小泉氏、小沢氏政治塾で講演 小沢氏、「大変心強い」と呼応

自由党小沢一郎代表が主宰する政治塾が15日、東京都内のホテルで開かれ、小泉純一郎元首相が講演した。脱原発の必要性を訴えた小泉氏は講演後、「原発ゼロの国民運動を盛り上げるには、保守と呼ばれた私たちが声を上げていくことが大事だ」と述べた。小沢氏も「大変心強い」と呼応。脱原発に向けて協力していくことを確認した。

講演で小泉氏は「思いがけないお招きで間違いかと思った」と笑いを誘うと、小沢氏との思い出を振り返り「政界では敵味方はしょっちゅう入れ替わる」と語った。原発再稼働を進める安倍晋三首相については講演後、記者団に「総理が原発ゼロにかじを切れば与野党一緒に実現できるのに、チャンスを逃しているのは惜しい」と述べた。小沢氏は「私も野党も原発ゼロを最大の政策目標として掲げていきたい。総理、(自民党)総裁をした方が、原発ゼロを国民に話すことだけで大変心強い」と応じた。

2人が協力関係を結ぶのは約30年ぶり。自民党竹下派にいた小沢氏が1989年に党幹事長に就き、安倍派の小泉氏はその下で全国組織委員長を務めた。その後、小泉氏は反竹下派で名を上げ、小沢氏は自民党を離党。小泉首相時代には、小沢氏が民主党代表として与野党で対決した。

(河合達郎)

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