• DVANのテクニカル分析では明るい先行きが示されず
  • ビットコインは昨年12月の最高値から66%余り下落

仮想通貨ビットコインの強気派には悪いニュースがさらに舞い込むかもしれない。長期テクニカル指標は逆風にさらされるビットコインの落ち込みが続くことを示唆している。

DVANの長期トレンドラインを考慮したテクニカル分析ではビットコインの最近の下落基調再開が示されている。分析ではベースラインがアルゴリズムのラインを上回っており、明るい先行きを示唆していない。ベースラインがアルゴリズムのラインを上回っている間は、ビットコインの下げが続く可能性がある。ただアルゴリズムのラインがベースラインを上抜けすれば、買いのシグナルとみなされてビットコインが上昇に転じる可能性がある。

そうなる前にビットコインは6000ドルを再び試すかもしれない。前回は8月半ばに6000ドルを割り込んだ。終値ベースでは6月以降6000ドルを下回っておらず、現在は6200ドル前後で推移している。昨年12月半ばに過去最高値の1万9511ドルを付けてからは66%余り下げている。