• 合意なき離脱に反対する造反を認めるか解任するか首相に迫る公算
  • 合意なき離脱の阻止目指す超党派の動きを複数の政府高官が支持
メイ英首相
メイ英首相 Photographer: Jasper Juinen/Bloomberg

メイ英政権の最大15人の閣僚や政務担当者が、欧州連合(EU)からの「合意なき離脱」の流れに反対する自分たちの造反を認めるか、さもなければ全員を更迭するよう首相に迫る可能性がある。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

関係者3人が匿名を条件に語ったところでは、複数の政府高官は、合意が成立しないまま3月29日にEUを離脱する事態の阻止を目指す超党派の取り組みを支持したい意向。労働党のイベット・クーパー議員らは、合意が実現しない場合、離脱延期を首相に強いる手続きを推進しており、一部の閣僚や政務担当者も、これを後押ししたいと考えているという。

閣僚や政務担当者は通常、与党の方針を受け入れることが当然とされ、採決で反対したいと考える場合は辞任を求められる。だが関係者によると、政権ポストにとどまりつつ、27日の下院採決で反対票を投じることを検討している向きもあり、彼らを解任するかどうか首相は決断を迫られることになりそうだ。

原題:May Could Be Forced to Fire Ministers Over Brexit Rebellion(抜粋)