18日、イタリアのミラノで開かれた欧州各国の極右政党党首の集会で演説するサルビーニ伊副首相(AFP時事)

 【パリ時事】イタリア北部ミラノで18日、移民排斥や反欧州連合(EU)を掲げる欧州各国の極右政党党首が集会を開き、今月23~26日に予定されている欧州議会選へ向けた連携を確認した。伊メディアなどが報じた。

 集会は伊政党「同盟」を率いるサルビーニ副首相が主宰。フランスの「国民連合(RN)」のルペン党首やオランダのウィルダース自由党党首をはじめ、ブルガリアやエストニアなど12カ国の極右政党幹部が参加した

 ルペン氏は「フランス人らしくフランスで暮らしたい」と演説し、EUの移民受け入れ政策を批判。仏国歌の一節を引用して「栄光の日が来た」と結束を訴えた。