- トランプ大統領が10月と12月の関税引き上げを見送ることが条件
- 中国は米国産大豆の購入を年1000万トン増やすことを提案とFT
中国は米国との部分的な貿易協定への合意をまだ排除していないと、事情に詳しい当局者が述べた。中国政府が自国経済へのダメージを抑えようとしていることがうかがわれる。
当局者が非公開の協議だとして匿名を条件に述べたところによると、10日にワシントンで始まる協議に向かう交渉担当者らは、米中の貿易戦争を恒久的に終わらせるような幅広い合意については楽観していない。

しかし、トランプ米大統領が10月と12月に発動を予定している追加関税を含めこれ以上の関税を課さないならば、限定的な合意を中国は受け入れるだろうと当局者が語った。中国は見返りとして農産物の購入など主要な争点以外での譲歩を示す見込みだという。一段の詳細には触れなかった。
中国商務省にファクスで問い合わせたが現時点で応答はない。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は、中国が米国産大豆の購入を年3000万トンと現在の2000万トンから増やすことを提案していると、事情に詳しい関係者の話を基に報じた。
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事情に詳しい複数の関係者によると、中国の劉鶴副首相はワシントンに8日到着した。10、11両日に開かれる閣僚級貿易協議に向け、米中両国の実務スタッフは7日から会合を重ねているという。
米中の今回の貿易協議を前に、米政府は人権侵害を理由に中国の複数のハイテク企業を米企業との取引を制限するブラックリストに掲載すると表明。また、中国・新疆ウイグル自治区でのイスラム教徒の身柄拘束に関係する中国当局者への査証(ビザ)発給を制限する方針も発表した。
原題:China Open to Partial U.S. Trade Deal Despite Tech Blacklist(抜粋)
China Open to Partial U.S. Trade Deal Despite Tech Blacklist (2)