[ニューヨーク 13日 ロイター] – 原油先物価格は週間ベースで2008年の世界金融危機以来の下落率を記録した。新型コロナウイルスの感染拡大のほか、サウジアラビアとロシアの価格競争が重しになった。 

米国などが景気刺激策を打ち出したことを受け、この日の原油価格は上昇。清算値は北海ブレント先物LCOc1が0.63ドル(1.9%)高の1バレル=33.85ドル。米WTI先物CLc1は0.23ドル(0.73%)高の31.73ドル。 

ただ、週間では北海ブレントは25%、WTIは約23%下落し、それぞれ08年以来の大幅安となった。