【北京時事】中国外務省の耿爽副報道局長は16日の記者会見で、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に関し、ペルーのノーベル賞作家マリオ・バルガス・リョサ氏が中国に対して「無責任な言論」を行ったとして、「断固とした反対」を表明した。

「ウイルスは米軍のせい」「主席に感謝せよ」習近平の「焦燥」

 中国国営メディアCGTNによると、同氏はスペイン紙への寄稿で「中国が(今回の)ウイルスの起源」と強調。中国政府の初動の遅れや情報隠しが世界への感染拡大を招いたと指摘した。

 発生源をめぐっては、同省の趙立堅副報道局長がツイッターで「武漢にウイルスを持ち込んだのは米軍かもしれない」などと客観的根拠を示さず主張。米側が抗議したが、耿氏は「米国の高官や議員は中国に泥を塗る言論を発表している」と述べ、逆にその場で抗議したと明らかにした。