▽気候変動に関する首脳会議(オンラインでの発言)
バイデン米大統領
・気候危機の最悪の結果の回避に向け、決断しなくてはならない10年となる
・2030年までに温室効果ガスの実質排出量を05年比で50─52%削減する
ジョンソン英首相
・米国が掲げる目標は「ゲームチェンジャー(形勢を一変させる)」と称賛した。
菅首相
・菅義偉首相は政府の地球温暖化対策推進本部で、30年度の温室効果ガスの排出量を13年度との比較で46%削減する目標を示した。
カナダのトルドー首相
・30年までに温暖化ガス排出量を40─45%削減する
習近平主席
・温暖化ガス排出削減に向けた取り組みの一環として、26─30年の石炭消費量を21─25年の水準から段階的に削減する
プーチン大統領
・米国が長年にわたり主要排出国であることを示唆し、「はるか昔から地球温暖化やそれに関連する問題を助長する下地が作られていたことは周知の事実」と述べた。
フォンデアライエン欧州委員長
・二酸化炭素(CO2)排出権取引制度の対象セクターを拡大し、従来のエネルギー関連だけでなく、建設や輸送部門も含める計画を明らかにした。
ゲオルギエワ国際通貨基金(IMF)専務理事
・カーボンプライシング(炭素の価格付け)が気候変動対応で重要な役割を果たすとの認識を示し、同制度の最低価格を設定するよう20カ国・地域(G20)に促した。<ロイター日本語版>