CNNによれば、バイデン米大統領は屋外でのマスク着用について、米疾病対策センター(CDC)の新しいガイダンスを27日に発表する計画です。新型コロナウイルスのワクチン接種を完了した人が対象です。ビールを飲みながらの野球観戦が気兼ねなくできるようになるかもしれません。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

テスラ決算

米電気自動車メーカー、テスラの1-3月(第1四半期)決算では、調整後1株当たり利益が93セントと、エコノミスト予想80セントを上回った。売上高は103億9000万ドルと、予想104億1000万ドルに届かなかった。株価は引け後の時間外取引で一時3%下げた。

4300億ドル

アップルは米国での投資を向こう5年間に20%増やす。4300億ドル(約46兆4400億円)を投じて、次世代シリコンを開発し、次世代通信規格「5G」イノベーションを加速させる。国内で2万人の雇用を生み出し、投資の一部はノースカロライナ州で設立する新社屋(キャンパス)に充当する計画だと発表した。

インド脱出

新型コロナウイルス危機が深刻化したインドを、プライベートジェット機で脱出する動きが広がっている。クリケットのインディアン・プレミア・リーグでは、オーストラリア人選手の最低3人がリーグを去り、帰国する。ニューデリーのプライベートジェット会社によれば、「超富裕層」だけではなく、料金を払える人が続々と予約を入れている。ニューデリー発ドバイ行きの片道料金は最大150万ルピー(約220万円)という。

利回り再上昇に備え

JPモルガン・アセット・マネジメントとブラックロックは、金利の変化に対する債券の価格感応度を示すデュレーション(平均回収期間)に着目。JPモルガン・アセットは世界経済の成長が加速する中で米国債利回りが再び上昇し、アジアのドル建て投資適格債などに打撃を与えるとの懸念から、デュレーションを縮小。ブラックロックは米国と英国の債券について、デュレーションをショートまたはアンダーウエートにしている。

石炭お断り

シティグループは昨年、石炭火力発電や石炭鉱山事業に関連した案件11件を断った。同行は一般炭(発電用石炭)採掘会社への金融サービス提供を2030年までにやめると約束している。また火力発電所関連の買収に融資や助言サービスを提供しないほか、来年以降はこうした発電所から20%以上の電力を得ている企業を新規顧客として受け入れないと表明している。

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