【ベルリン・ロイター時事】ドイツ与党キリスト教民主同盟(CDU)と国政で統一会派を組む南部バイエルン州の地域政党キリスト教社会同盟(CSU)のゼーダー党首が、9月の総選挙の結果次第で取り沙汰される緑の党のベーアボック共同党首を首相とする連立政権について「間違っている」と反対する考えを表明した。

首相候補に40歳女性 「メルケル後」刷新目指す―ドイツ野党・緑の党

 独フンケ・メディアグループに語った発言が22日公表された。「緑の党の下で政権入りすれば長期的に深い打撃を受ける。首相を出せないのは選挙に負けたからだ。野党になって出直しだ」と述べた。