茂木外務大臣はASEAN=東南アジア諸国連合のことしの議長国、ブルネイのエルワン第二外相と電話で会談し、ミャンマー情勢の平和的解決に向けて、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。

この中で、茂木外務大臣は、ミャンマー情勢の平和的解決に向けて、先にASEANの首脳級会議で示された、特使の派遣など5つの取り組みを歓迎し、引き続き協力していく考えを伝えました。

これに対し、エルワン第二外相は、現在の取り組み状況や今後の方針などを説明し、両外相は、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。

また、両外相は新型コロナウイルス対策をめぐっても意見を交わし、茂木大臣は、ワクチンの保冷設備など「コールドチェーン」と呼ばれる低温での輸送網の整備に向けて、ブルネイに対し80万ドルの支援を国際機関を通じて行う方針を伝えました。