【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は11日放映の米NBCテレビとのインタビューで、バイデン米大統領について「衝動的な言動がないことを期待している」と述べた。衝動的な言動が目立ったトランプ前米大統領を意識した発言とみられる。米ロ関係は「近年で最悪」とも語った。

 米ロ首脳は16日にジュネーブで会談する。プーチン氏は、バイデン氏に関し「トランプ氏とは根本的に異なる。事実上成人期のすべてを政治に費やしてきた」と指摘。トランプ氏については「非常に個性的な人物だ。そうでなければ大統領にはなれなかった」と評価した。