[ニューヨーク 9日 ロイター] – ニューヨーク外為市場では、ドルが下落。株価が世界的に安定するなど、リスク選好が上向いた。

最近の一部経済指標が軟調な内容を示し、世界の多くの地域で新型コロナウイルス感染者が急増する中、10年債利回りは前日まで8日連続で低下していた。

OANDAの米州担当シニア市場アナリスト、エドワード・モヤ氏は、今週の相場について「債券市場に振り回される格好となった。一部の動きは行き過ぎだ」と指摘した。

豪ドルは0.79%高の0.74905ドル。一時0.7410ドルと年初来安値を付けた。ニュージーランドドルは0.81%高の0.7002ドル。

ユーロ/ドルは前日に続き値上がりし、0.27%高の1.1876ドル。ドルは通貨バスケットに対し0.252%安の92.131。

この日のドル安について、ウエスタンユニオン・ビジネスソリューションのシニア市場アナリスト、ジョー・マニンボ氏は、6月の重要な物価指標の発表を控え、利食いが出たと指摘した。

円は対ドルで0.39%安の110.185円。前日は昨年11月以降で最も値上がりしていた。

カナダドルは0.61%高の1.2453ドル。6月の雇用統計は、新型コロナウイルス感染拡大抑制策が複数の地域で緩和される中、雇用者数が23万0700人増加し、予想の19万5000人を上回った。