[29日 ロイター] – 米アマゾン・ドット・コムが29日示した第3・四半期の売上高見通しが市場予想を下回った。新型コロナウイルス禍で急拡大していたインターネット通販利用が一服しつつあることが背景。

引け後の時間外取引でアマゾンの株価は5%下落した。

第3・四半期売上高見通しは1060億─1120億ドル(10─16%増)と、リフィニティブのまとめたアナリスト予想の1189億ドルに届かなかった。

合わせて発表した第2・四半期決算も、純売上高が1130億8000万ドルと、前年同期の889億1000万ドルから増加したものの、市場予想の1152億ドルを下回った。アマゾンの四半期売上高が予想割れとなるのはまれ。