[ワシントン 12日 ロイター] – 米ホワイトハウスは12日、バイデン大統領が米東部時間15日夜に中国の習近平国家主席とオンライン形式の首脳会談を開催すると正式発表した。

ホワイトハウスのサキ報道官は「両首脳は米中間の競争を責任ある形で管理し、利益が一致する分野で協力する方策を巡り協議する」とした上で、「バイデン大統領は米国の意図や優先事項、中国に対する懸念を明確にする」と述べた。

米政府高官は、バイデン大統領が会談で中国との激しい競争を歓迎する一方、対立は望んでいないと明確にする見通しとしつつも、会談の目的は「特定の成果や結果を模索するものではない」と指摘。「米国は中国との競争に際し、習氏と中国がルールに従って行動すると望んでおり、バイデン大統領は会談でその点を強調する」と語った。